接骨院と整形外科との違いを教えてください
そのときは軽いむちうち症になったのですが、事故に遭ってすぐには痛みも出ていなくて、3日後あたりから痛みや違和感が出てきました。
何度か通いましたが、痛みが出ているのにたいした治療も行われず、結局レントゲンを撮って医師から説明を受けて、あとは湿布と痛み止めの薬を出してもらっただけの記憶があります。
今回は仕事中に思いっきり転んでしまい、腰を地面に打ってしまい痛みがあります。
普通に歩くことはできるのでそのまま仕事を続けて、骨が折れているようなこともないと思うのですが、この状態で整形外科医院に行っても以前の経験からするとまた特別な治療をしてもらえるわけではなく、湿布と薬の処方になることが予想されます。
一応職場からも何かあるといけないから病院で診てもらった方が良いと言われているのですが、痛みをなくするなら接骨院に行った方が良いのでは?とも考えています。
接骨院に行こうと思っているもう一つの理由が、もともと私は肩こりが酷くて腰が痛くなることもあるからです。これも踏まえて接骨院と整形外科の違いを教えて欲しいので、どうぞよろしくお願いします。
診断書を作成できるのは医師だけです
ただし、満足いく治療が受けられなくても、診断書を作成してもらえるのは整形外科などの医師だけに限定されているので、交通事故や労災などに関する手続きで診断書が必要になる場合は、接骨院に通うにしてもまずは整形外科で診てもらう必要があります。
整形外科は、医師が診察をしてレントゲンやCTやMRIなどの画僧審査を行う機関です。これらは接骨院ではできないことです。詳しい診察をして病名を確定させることができるのも医師だけです。
接骨院には医師はいませんが、柔道整復師という国家資格保持者が施術を行い、打撲や捻挫などの特定のケガなどに対しては、公的な保険を利用できるようになっています。
病院ではしてもらえない東洋医学を基にした施術を受けることができ、場合によっては病院では取り去ることができなかった痛みをなくすることも可能です。
整形外科と整骨院は、症状や患者のニーズに応じて役割が違うため、どちらが良いとは言えません。